#2 GIFアニメでVtuber(もどき)をつくってみた!

 動画はこちらです。今回のブログ記事もこの補完となります。


挑戦!GIFアニメでVtuber(もどき)を作ってみた!

ブログでは、動画の内容をさらに深く掘り下げます。詳しく知りたい人はどうか頑張ってついてきてください!

GIFアニメでVtuber(もどき)を作るというのが今回の挑戦なわけですが、そもそもGIFアニメって何?という人は、前回の動画か、前回のブログ記事をご覧ください。みっちり説明してさし上げますよ。フフフ…


GIFアニメVtuberの仕組み

このブログを訪れた皆さんはとっくにご存じと思いますが、GIFアニメVtuberを、みなさんはすでに目にしています。そう、梅ちゃんと桃ちゃんです。二人はGIFアニメでできているのです。

彼女らがあたかもアニメのキャラのように動いて喋っている、その仕組みは簡単に言うと、『動画編集ソフト上でいくつかのGIFアニメを台詞や感情に合わせて切り替え、音声を載せている』という訳なんです。なんと全部手動なのです!

梅ちゃん桃ちゃんはリアルタイムでは動きません。『私』の動きに合わせてくれたりはしません。生配信が出来ないのです。なので、『Vtuberもどき』と私は呼んでおります。

次は、Vtuberもどきの出来た過程を具体的にみていきましょう。


Vtuberもどきの作り方

1 GIFアニメーションを作る

差し当たって、Vtuberにするキャラの『瞬きしてるとこ』と、『瞬き+口パクしてるとこ』をGIFで作って下さい。キャラの素体はそのまま、目と口は別レイヤーで。

この項に関しては、メ~~ッチャクチャ長くなったので、別記事に分けました。

 別記事→Vtuber用GIFアニメの作り方

超!具体的に書いてあります。マニアックな記事ですので本当に興味のある方向けです。

2 GIFアニメを動画編集ソフトに読み込む

ここでの動画編集ソフトとは、AviUtl(エーブイアイユーティル)のことです。他は私が知らないのでご勘弁ください。

(AviUtlは高機能かつ無料、プラグイン・スクリプトが豊富、しかも操作でわからないことがあっても『AviUtl △△~(←わからないこと)』で検索すればたいがい解決法がヒットするので超おすすめです。ダウンロードはこちら→AviUtlのお部屋)

2-1 AviUtlにGIFアニメーションを読み込めるようにする

GIFアニメをVtuberもどきとして使うには、AviUtlにGIFアニメを読み込んでやる必要があります。しかし何もしないまま読み込んでも動いてくれません。AviUtlは初期設定ではGIFを画像ファイルであると認識しているためです。

今回の動画で紹介したようにエクスプローラーからGIFアニメのファイルを直接ドラッグ&ドロップする手もありますが、これだと編集時に制約がある(フィルタなどの設定そのままで別ファイルに切り替えることが出来ない)ので、編集を楽にするためにも、『GIFは動画ファイルなんですよ』と認識を改めてもらう必要があります。

では、具体的にどうするか。

まずエクスプローラーを起動し、AviUtl本体フォルダの中の「exedit.ini」というファイルを選択します。

※『exedit』はあるけれど『exedit.ini』はないじゃん!という人は、『表示』タグの右の方にある『ファイル名拡張子』のチェックボックスにチェックを入れて下さい。そうすると隠れていた拡張子(.ini)が出てきます。

『exedit.ini』は、AviUtlのタイムラインにファイルが読み込まれた時にそれをどういうファイルとして認識するかが書かれている設定ファイルです。『exedit.ini』を選択すると『メモ帳』が開きます。

ずらっと並んだ中に『・gif=画像ファイル』という文字列を探しましょう。

これを、『・gif=動画ファイル』と書き換えてやるのです!ちょっと怖いかもしれないけれど、大丈夫です。書き換えたら保存してメモ帳を閉じます。これでAviUtlの次回起動時からはGIFアニメを動画ファイルと認識するようになります。

2-2 AviUtlにGIFアニメを読み込む

いよいよ、AviUtlにGIFアニメを読み込みます。

新規プロジェクトを作成し、テキトーな背景を入れます。

タイムラインの背景より手前のレイヤーにキャラの『瞬きのみ』のGIFアニメのファイルを読み込みます。

「メディアオブジェクトの追加」→「動画ファイル」からの「参照ファイル」から選択してもいいですし、エクスプローラーからGIFアニメファイルをドラッグ&ドロップしてもいいです。

「ループ再生」のチェックボックスにチェックを入れると、GIFアニメオブジェクトはループさせることができます。5秒ぐらい延ばしておきましょう。そして再生ウィンドウの右下の再生マークをクリックすると・・・

瞬きしていますね。こんな感じにAviUtl上でもGIFアニメは動いてくれます。(※ここでは疑似的に動いているように見せているだけなので、実際の画面とはちょっと違います)

青い背景は「クロマキー」のフィルタで透過できます。GIFアニメを作る時に『キャラで使っていない色で背景を塗りつぶした』事がここで生きてくるのです。もし仮に赤で背景を塗ってしまうと・・・

このキャラの場合、髪の毛やネクタイまで透過されてしまいます。ご用心。

2-3 GIFアニメを喋らせる

もちろんGIFには音声が入ってないので、音声に合わせて口パクGIFに切り替えるっていう意味です。

まず、台詞の音声を用意します。自分で声を入れてもいいし、音声読み上げアプリやサイトを利用するのもいいでしょう。

その音声ファイルを、タイムラインの任意の場所に読み込みます。

赤いのが音声ファイルです。

そしたら、セリフの喋り始めと喋り終わりの位置で、瞬きだけしているGIFアニメのオブジェクトを分割しましょう。

瞬きのみのオブジェクトが続きで三つできました。セリフと時間が重なる真ん中ののオブジェクトを選択して、「参照ファイル」を「瞬き+口パクGIF」に変えます。

こうするとクロマキーなどのフィルタや拡大率や座標などの設定は引き継がれたまま口パクGIFに切り替えることができます。

再生してみると・・・アニメにアテレコしたみたいにちゃんと喋ってくれます。

この様子は動画のこのシーン(5:00あたり)を見て下さい。ブログで音声までやるのは難しいのですよ💦

とにもかくにも、これでGIFアニメで作ったVtuberもどきの爆誕です!

3-4 ちょっと複雑なGIFも作ってみる

仕組みがわかったら、怒りや悲しみなどの表情を増やしたり、

髪の毛や頭を揺らしたGIFも作ったりして、

よりリアルに動くよう、Vtuberもどきをアップデートしていくといいと思います👌

ただし、この中の髪の毛や頭を揺らすGIFは作るのがかな~~り面倒くさいので覚悟して下さいね。詳しくは『Vtuber用GIFアニメの作り方』の➁-3をご覧ください。


VTuber(もどき)のメリット・デメリット

GIFアニメで作ったVtuberもどきのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

①お手軽

動画編集ソフトとお絵かきソフトがあれば作れる。
WEBカメラやマイクがなくても作れる。

➁理屈がシンプル

仕組みがシンプルでわかりやすい。
不具合がない。

③お金がかからない

これは動画内では言及しませんでした。①のお手軽に含まれてるといえなくもないので。
「本格的なVtuberは作るのが大変だから、作れる人にSKIMAとかで依頼しよう!」…とするとン十万はかかります。
GIFのVtuberもどきで良ければ自分で作るのもそう大変ではないし(面倒ではありますが)、仮にGIFアニメや差分を作ってくれと依頼してもそこまで高くはならないと思います。

デメリット

一つ一つ言及しませんが、枚挙にいとまがないです💦

最近は手軽で高度なVtuberアプリがある
充分めんどい
ライブ配信できない
リップシンクなし
モーションキャプチャ―なし
フェイストラッキング機能なし
専用プラットフォームがない
収益化できない
結局めんどい

GIFでなくともお金をほとんどかけずにそこそこ高性能なVtuberを作る手はいっぱいあります。

そしてLive2DやBlenderなどを使って本格的なVtuberを作るのは確かに面倒ですが、GIFアニメ作成も十分面倒臭いです。


第二回 まとめ

いかがでしたか?第二回の動画は、GIFアニメで作るVtuberもどきについて取り上げました。

簡易的なのに面倒だしメリットよりデメリットの方が多いし、これは有りか無しかと問われると、あまり自信を持ってお勧めは出来ませんが・・・

とはいえ、私のようにライブ配信とかやるつもりがないのであれば、GIFのVtuberもどきで十分ですし、はじめの一歩としては悪くないんじゃないかな~?と思います。

メリットとデメリットをよく理解した上で、やってみてくださいね。

それでは、また。